腐女子disに思うこと is (゚Д゚)ハァ?
こんにちは。
これまでの人生、それなりの人数の方とそれなりの年月お付き合いを重ねた、既婚者・2児を育てる腐女子です。
いきなり本題に対する主張の強い始まり方ですみません。彼らを怒ってはいません。
さて、今回話題となった坂上忍さんと土田晃之さんのインタビューでの発言
テレビに出てるやつらが腐女子をdisり始めたからそろそろ暴動が起きるんじゃないかと心配してる pic.twitter.com/OYMFkeoKnH
— 蓮太郎ぱん(腐垢) (@renpyo_029) 2018年3月26日
。
こちらはananに掲載されたもので、実は2015年に発売された過去の記事です。
(約3年前の記事のため、その後彼らに意識の変化があった可能性も無きにしも非ず…なのですが、今回広まったツイートで過去のものであることに言及したツイートがほぼ見つからなかったことは、少しモヤッとしました。)
とはいえ、当時のお二人の発言があったのは事実。問題点を整理してみます。
- その1 腐女子についての知識不足
- その2 自分が知識不足であることを認識していない
- その3 「"フツー"じゃないから自嘲的でいなさい」から見える個の均等 is THE 日本社会
結論を言っちゃうと、歴史を振り返るとこの状態を人は「蔑視」と呼び、差別の入り口ですよね、ってことです。
各点を個別にみていきます。
その1 腐女子についての知識不足
まぁ…腐女子に対して興味はないでしょうからw知識不足なのは仕方ありません。かく言う私も、熟女を尊ぶ性癖をお持ちの方の気持ちはわかりませんが、興味ないので知識を得ようとはあまり思いません。
その2 自分が知識不足であることを認識していない
具体的に言うと、「腐女子
は三次元には向き合っておらず恋愛をしていない(略)」といった点です。
冒頭でも主張しましたが、周りの腐女子の方を見ると、結婚済み・子持ちな方が非常に多いです。もちろん、類友の法則は否めません。とはいえ、腐女子の集まりに参加しても、みなさんしっかり三次元の恋に悩んでいる話になります。
つまり、リアルな恋とBLは全くもって別腹なのです。
まぁそれは置いといて、問題はお二人が上記の事実を知らずに、イメージで決めつけて、実際に腐女子の方々を傷つけていることです。
その3 自嘲的でいなさい
じちょう【自嘲】とは。意味や解説、類語。[名]自分で自分をつまらぬものとして軽蔑すること。
うーんうーん。
この辺りは倫理観が入ってくる、つまり人格形成・生まれた年代や国などによって、柔軟に変わってしまうから難しいですね…。
正直、現時点で私は綺麗にまとめれません。
あくまで個人的にですが、私からは「一般的じゃない趣味だから申し訳なさそうにしていろ」って聞こえちゃいました。
まるで、個を均等化しようとする日本の教育そのもの用に感じます。
でも、"フツー"って何なんでしょうね?熟女好きは"フツー"に入りますか?(例の引き出しが少なくてすみません。悪意はありません)
自分の趣味趣向を隠して生きなきゃいけないのでしょうか。
現時点の肌感では、腐女子も熟女好きも仲間内だけで楽しくやっている、が大半だと思います。
しかし、インターネットの普及により、ここ10年で劇的に"フツー"じゃないものを見かける機会が多くなりました。
今後、さらに頻度は増えるのではないでしょうか。
仲間内だけのはずなのに、これ以上「もっと隠れろ!」では、この世に溢れかえる多種多様な"フツー"じゃない方達は、生きにくくなってしまいそうですね。
これより先は、臭いものに蓋をするのではなく、防衛が大切になるのだろうなぁと、ふわっと考えています。
まとめ
彼らの発言から想像するに、BL以外の一般的じゃない趣味も自分が理解できなければ、同じような発言をするのだと思います。
今回は、たまたま対象が腐女子だっただけ。
自己防衛するとすれば、自分が彼らのような発言をしないように気をつけなきゃなあと思いました。